Cepheus-Broker

これは Cepheus-CEP の管理ガイドです。

Requirements¶

JAVA 8
Maven 2 (ビルド専用)

ソースからのビルド¶

Githubからコードを入手する :

git clone https://github.com/Orange-OpenSource/fiware-cepheus.git
cd fiware-cepheus/cepheus-cep

スタンドアロンの JAR と Debian パッケージをビルドするには、maven が必要です :

mvn clean package

インストール¶

Cepheus-CEP をインストールするには、スタンドアロンの JAR をダウンロードするだけです。

Maven を使った Sonatype Central repository リポジトリからのダウンロード¶

maven がある場合、次のコマンドを実行できます :

mvn dependency:get -DgroupId=com.orange.cepheus -DartifactId=cepheus-cep -Dversion=XXXX -Dtransitive=false

ここで、XXXXは、1.0.1-SNAPSHOT や LATEST のようなインストールしたいバージョンです。

wget を使った Sonatype Central repository リポジトリからのダウンロード¶

maven をインストールしていない場合でも、wget やブラウザを使用してスタンドアロン JAR をダウンロードできます :

wget -O cepheus-cep.jar "https://oss.sonatype.org/service/local/artifact/maven/redirect?r=snapshots&g=com.orange.cepheus&a=cepheus-cep&v=LATEST"

実行¶

Cepheus-CEP は SpringBoot アプリケーションです。次の方法で maven を使ってソースから直接実行することもできます :

mvn spring-boot:run

またはスタンドアロン JAR から :

java -jar cepheus-cep.jar

Debian パッケージ¶

Cepheus-CEP は Debian と Raspbian システムでの展開を容易にするために、あらかじめ設定された Debian パッケージにも含まれています。

ダウンロード¶

wget を使用して Sonatype Central repository リポジトリからDebianパッケージをダウンロードしてください :

wget -O cepheus-cep.deb "https://oss.sonatype.org/service/local/artifact/maven/redirect?r=snapshots&g=com.orange.cepheus&a=cepheus-cep&v=LATEST&p=deb"

インストール¶

dpkg を使用してインストールします :

dpkg -i cepheus-cep.deb

パッケージは自動的に以下のようになります :

/usr/lib/cepheus 下にスタンドアロンのJARを配置
/etc/cepheus/cep.properties 下に設定ファイルの設定
/etc/init.d/cepheus-cep 下に cepheus-cep init.d 起動スクリプトを追加
マシンの起動時に cepheus-cep をポート 8080 で開始
/var/log/cepheus/cep.log 下にログを置く
/var/cepheus/cep.json 下にデータを置く

実行¶

Cepheus-CEP デーモンを起動および停止するには、共通の service コマンドを使用します :

service cepheus-cep start
service cepheus-cep stop
service cepheus-cep restart

設定¶

いくつかのアプリケーション設定を編集するには :

ソースからビルドするときの src/main/resources/application.properties ファイル
Debianパッケージの /etc/cepheus/cep.properties ような外部設定

これはアプリケーション・プロパティの短いリストです :

Name	Description	Default value
server.port	port used	8080
data.path	path to store data	/tmp/
subscriptionManager.periodicity	Periodicity of the subscription manager task	300000
subscriptionManager.duration	Duration of a NGSI subscription	PT1H
logging.level.com.orange.cepheus.cep	log level	INFO

すべてのプロパティとデフォルト値は、src/main/resources/application.properties を確認してください。

コマンドライン・パラメータ¶

コマンドラインからすべてのアプリケーション・プロパティを変更することができます :

java -jar cepheus-cep.jar --property=value

例 :

java -jar cepheus-cep.jar --server.port=8080 --data.path=/var/cepheus/

外部設定ファイル¶

アプリケーションのパッケージ化後にアプリケーション・プロパティをカスタマイズする場合は、外部プロパティファイルのデフォルトのプロパティをオーバーライドできます。

次のいずれかを実行できます :

現在のパス . または ./config/ 下に application.properties を置く
または --spring.config.location を使用してファイルのカスタムの場所を指定します :

java -jar cepheus.cep.jar --spring.config.location=/etc/cepheus/cep.properties

データファイル¶

Cepheus-CEP は起動時にデータをロードし、データの更新を1つの JSON ファイルに保存します。
データファイルのデフォルトの場所は、data.file プロパティによって定義されます。
この Cepheus-CEP プロセスには、このファイルに対する書き込みアクセス権が必要です。

メトリクスとヘルス¶

アプリケーション・プロパティが持つ、Spring Boot アクチュエータ /info, /health そして /metrics エンドポイントを有効にすることができます :

endpoints.info.enabled=true
endpoints.metrics.enabled=true
endpoints.health.enabled=true

メトリックには、次のデータと各 EPL 文のメトリックが含まれます :
cpuTime, wallTime, numInput, numOutputIStream

ユーザ・ガイド¶

完全なユーザ＆プログラミング・ガイドはここにあります